「3億円あげる」詐欺の正体、ぶっちゃけどうなの?
あれさ、マジでよくできてるよな(褒めてないけど)。あれはね、君が言ってる通り、**「劇場型詐欺(げきじょうがたさぎ)」**っていうやつなんだ。
普通、出会い系って「あたしとあんた」のタイマン勝負じゃん?でも、この劇場型ってのは、まるで映画や舞台みたいに複数の役者が出てくるのがポイント。これこそが、みんなが騙されちゃう最大の理由なんだわ。
登場人物(キャスト)を紹介!
ざっくり、こんな役どころが入れ替わり立ち替わり出てくるよ。
- 大富豪/老人(役名:エサ)
- 「もう余命いくばくもない」「3億円あげる」「遺産を相続してほしい」とか言って、まず超うまい話をぶち込んでくる張本人。でも、こいつからは一円も入ってこない。ただの**「夢を見させる人」**ね。
- 仲介者/弁護士/銀行員(役名:サクラ・アオリ)
- これが一番厄介!「遺産相続の手続きの専門家です」「老人様の代理人です」なんて、いかにも信用できそうな肩書きで出てくる。
- 彼らの役目は、エサの話が**「本当に動いている」**って信じ込ませること。一人で話すより、弁護士と銀行員とか、複数のプロっぽい人が出てきた方が、マジでやってるっぽく聞こえるだろ?
- 煽り役その2(役名:不安・焦り)
- これは場合によるけど、「このままだと税金で損する」「急がないと別の人に権利が行っちゃう」とか、不安を煽ったり、急かしたりする役。冷静に考える時間を与えないようにするんだ。
なんでこれに引っかかっちゃうの?
なんで「あれ?」って気づけないかというと、人間の心理をめっちゃ突いてくるからなんだ。
- 「プロが言ってるから大丈夫」:弁護士とか銀行員とか、ちゃんとした人が出てくると、途端に話がリアルに感じちゃうんだよね。
- 「払うお金は、もらうお金に比べたら安い」:「3億円もらえる」って頭になっちゃうと、手続き費用として「たったの20万円」とか言われると、まるで投資みたいに感じて、抵抗なく払っちゃうんだ。
- 「恥ずかしくて誰にも言えない」:出会い系の話だし、うまい話だから、家族や友達に相談しにくい。詐欺師も**「これは秘密で」**って口止めしてくることが多いから、一人で抱え込んでドンドン深みにはまっちゃう。
結論:騙されないための唯一の方法
振り込め詐欺と同じで、劇場型詐欺も結局は**「お金を振り込ませる」**のがゴール。
もし、「3億円あげるよ」とか「遺産だよ」とかいう話が来ても、「でも、先に〇〇の費用を払ってね」って言われたら、その瞬間に100%詐欺確定!
本当に誰かに大金を渡すなら、相手が「手数料を先に払え」なんて言うわけないだろ?
「うまい話+お金を先に要求」=絶対NG。これを忘れるなよ!
変なメールや電話が来たら、速攻で切って、無視するのが一番だ!もちろん、誰にも相談しにくい話だったら、遠慮なく警察とか消費生活センターに連絡していいんだからな!

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